吹奏楽部 13年ぶりに県大会出場!

 熱田吹奏楽部は、7月27日に日本特殊陶業市民会館フォレストホールで開催された愛知県吹奏楽コンクール名古屋地区大会にて「金賞」をいただき、13年ぶりの県大会への進出を決めました。
 昨年、“県大会へのあと一歩の壁”にぶつかってからのこの1年間は、自分たちの課題を見つめ直してコツコツと努力を積み重ねていく時間でした。あらゆる経験の中で一つでも多くのものを吸収し、自分たちで音楽を考えて“何が何でもいい音楽をつくろう”という部員たちの姿が今回の結果として現れたのだと思います。

 そしてこの結果を受けて、8月4日に豊田市民文化会館で開催された愛知県吹奏楽コンクール県大会では「銀賞」をいただきました。金賞まであと一歩の点数、悔しさも残る結果となりましたが、本番は熱田高校らしく演奏をすることができ、昨年度から大きく飛躍することができたと感じています。そして、そのあと一歩が次のステップへの私たちが乗り越えたい壁となりました。地区大会から県大会の間で部員たちの音楽の向き合い方や作り方がグッと成長し、さらに音楽をやることの難しさ、楽しさを感じるコンクール期間となりました。

課題曲 酒井 格作曲 「Ⅲ メルヘン」
自由曲 福島弘和作曲 「ボレアス~北風の神の神話~」

県大会をもって3年生が引退をし、夏休み後半からは新体制が始動しています。3年生の存在の大きさを痛感しながらも、自分たちでまた新たな“熱田高校サウンド”を作り上げようと試行錯誤しながら新たな目標に向かって走り出しています。皆様にパワーアップしたサウンドを届けられるよう、また自分たちがもっと音楽を楽しむことができるよう、日々の練習に励んでいきたいと思います。

 この1年間は本当に多くの方々に支えられていることを実感する年でした。この場を借りてお礼を申し上げます。また、今後とも熱田高校吹奏楽部への温かいご声援をよろしくお願いいたします。